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「ブルースカイキャンプ」参加者の感想 (ひまわり第28回より)


会長  原田 宏子

  28回と長く続いたこのキャンプでは、1回目からずっと総合指導した頂いた成瀬先生が、今回、体調不良のため参加されませんでした。加えて、前会長の蜷川さんもキャンプ直前に高熱を出し、不参加となりました。でも。生活チーフを頼んでいたこともあり、熱をおして、前日にはやすらぎ荘に来て準備をしてくれました。ありがとうございました。更に台風も近づき、開催自体もどうなのかと心配させられました。毎年何かしらのハプニングがあるのが恒例(?)となりつつあるようです。
 マネージャーをお願いした田代いずみさん。今回は、学生トレーナーの数が足りず、はじめはトレーナー兼任だったのですが、蜷川さんが欠席のためマネージャーに専任してもらいました。裏方の仕事など細かい所までありがとうございまいした。すっかり頼りにしてしまいまいした。
 集団チーフは、今回2回目の参加になる龍さんでした。心配性の私の「大変だけど、よろしくお願いしますねー。」の声かけに「ダイジョウブですよー。」の一言でした。実際、学生さんと十分に連携をとり(上手に使ったのかな?)あまり無理のない、でもスムーズに流れ、あゆみの会らしくみんなで作り上げて楽しめる集団療法の時間になっていました。
 生活チーフが急に回ってきた種生さん。戸惑いながらも頑張ってくれました。
 タイムキーパーも急な交替で学生さんの西任さんになりました。とにかく、ピンチはチャンス。できないところは誰かが埋めればいい。決して無理をせず、あたたかい感じで進めていければいいと考え、みんながそのように動いてくれました。
 研修の時間に、年長のトレーニーさんから小さい頃の訓練の様子や、今、どう感じているのかといった話も、後輩のトレーニーや母親、トレーナーになる学生さんにとっても貴重な話だったと思います。
 このように、すべての場面において、参加者全員で作り上げていくキャンプだと強く感じました。こんな私達を指導してくださった針塚先生、古賀先生、黒山先生、飛永先生、本当にありがとうございまいした。そして、トレーニーやサブトレとして支えてくださった、九大、西九大の学生のみなさんの力が無いと成り立たないキャンプです。ありがとうございました。4日間、いろいろ気を配ってくださったやすらぎ荘職員の皆さん、そして、私たちのキャンプを支援して頂いた皆さん、本当にありがとうございました。また、来年いいキャンプができますよう、よろしくお願いします。


キャンプ長  九州大学  針塚 進

  今年のキャンプは、保護者トレーナーと学生のトレーナーの割合がほぼ半々という構成でありました。「福岡あゆみの会」の主催する夏のブルースカイ・キャンプは、保護者の方がトレーナーをするということが大きな特徴でありますが、もう25年以上も続いてくるとトレーニーの加齢ばかりでなく、保護者の方においてもトレーナーをするには体力的に難しいこともあります。そういう意味でブルースカイにおいても保護者以外のトレーナーが必要となってきているということでしょう。新たなる年少のトレーニーが入会すれば多少の割合が変わるにしても、今後もこの傾向は続いて行かざるを得ません。
 それでは、他のキャンプと同じではないかということになりますが、そうではないと思います。今年もそうでありましたが、保護者がトレーナーはしなくても一緒にキャンプに参加して、それぞれが「マネージャー」「生活係」「集団活動係」「タイムキーパー係」「研修係」などキャンプの運営に関わっています。そして、「トレーナーミーティング」も参加し、トレーナーと同じように訓練状況の理解とキャンプ運営に直接的に関わっています。このことがとても大切であり、ブルースカイ・キャンプの特徴である保護者が行っているキャンプということだと思います。このようなシステムと「福岡あゆみの会」の体制が続く限り、ブルースカイ・キャンプのユニークな伝統が守られることになると思います。
 今年は、昨年の反省の下に保護者の方の役割の在り方も工夫されそれぞれの係のチーフ、それから学生側の係の役割なども明確になされており、ほとんど支障がないくらいに保護者と学生それぞれの担当者が役割を果たされていました。そのため、例年にないくらいスムーズなキャンプの流れができて、訓練の効果も大きいものでした。
 また、年長者のトレーニーは、班別ミーティング・全体ミーティングに参加し、訓練の問題点そしてキャンプの流れなども自らが理解し、トレーニーの立場でのキャンプへの関わりが深くなり、このことが一層の訓練効果に寄与していると思われます。
 今年も保護者の方、トレーニー、学生トレーナーそしてすべてにおいて黒子的な役割でお手伝いを戴いたボランティアの学生の皆さん、本当にご苦労さまでした。今年のようなキャンプを基盤にすれば今後の展望も開けていると思います。

スーパーバイザー  十全病院  古賀  聡

 台風接近に心配しながらのキャンプスタートでした。数年前の台風直撃で開会式を遅らせた思い出が蘇り、心配していましたが、何とか予定通りにスタートすることができてほっとしました。
 全体的な流れもスムーズだったように思えました。これは、全てが計画通りに進行することが良いということではなく、何かしらのトラブルが生じても、その場その場の適切な判断で、みんなの協力で乗り越え、進んでいったということが素晴らしかったということです。トレーニー、保護者、学生、スーパーバイザーのみんなで協力し合いキャンプを盛り上げたという実感があります。
 保護者がトレーナー役割を取れない組み合わせが増えたという近年の傾向は今年も続いたのですが、新たにトレーナーに挑戦された保護者やトレーニーが課題に向き合えるようにどう援助したらよいのかで悩まれた保護者の方の報告は、ミーティングでの良い話題提供となりました。おかげさまでディスカッションも展開され、我々援助職にある者にとっても良い研修になったと思います。
 子どもたち(本当は成人のトレーニーでも簡単なわけではないと思いますが)が動作課題に向き合うことは大変な作業だと思われます。自分の苦手なところに取り組むのは大人でも大変で、私も逃げてばっかりです。しかし、子どもたちが何とか自分の課題に取り組もうとするプロセスに、多少我々が振り回されながらも、悩みながらも付き添っていくことが大事なことで、私たち大人にできることなのかな、と最近思うようになりました。周りに自分と一緒に悩んでくれる人がいるというのは、例えその問題が簡単に解決しないとしてもありがたいものです。スーパーバイザーの役割を取ることが多くなった私ですが、「こればどうしたものか・・・」と悩むことや答えがなかなか出てこないことを受け入れることも必要なのかなと感じています。無理にスムーズに、スマートにしようと取り繕う必要はないのですね。「しょうがない」と開き直るのではなく、今できることを一生懸命やっていきましょう。
 また、秋からの月例会でコツコツと、みんなで色んな経験を積み重ねていきましょう。

ボランティア(トレーナー)  九州大学  神野 陽介

 今回で3回目の参加でした。やはり毎度感じることですが、ブルースカイキャンプでは、日頃なかなか聴くことができないようなトレーニーさん・親御さんの色んな想いをお話いただける所が、本当に貴重だなぁと思っています。今年は特に、年少のお子さんを持つお母さんの想いや、頑張りがよく感じられる研修となっていて、勉強になりました。
 そして何よりも強く感じたのは、お母さん方が係の仕事を中心的にやってくださるため、トレーナーとしてはゆとりが多くなり、その分トレーニーさん方とゆっくり関わることができるということです。今回は特にそれを感じました。いつもよりも落ち着いて色んなトレーニーさんに声をかけることができました。その点については本当にありがたいなぁと感謝しています。
 ぜひ、また来年も参加させてください。

ボランティア(サブトレーナー)  西九州大学  谷口 和未

 今回で3回目のブルースカイキャンプでした。そして、今年のキャンプでは生活係の学生チーフを務めさせていただきました。キャンプを支えておられるお母様方と一緒に生活の仕事をさせていただく中で、学ぶことがたくさんありました。至らないところなど多々あったと思いますが、たくさんの方々からご協力をいただき、本当にありがとうございました。
 また、今回研修にも参加させていただき、お母様方の思いや、訓練に込められた思いなどを聞くことができ、よりこのキャンプのよさや、動作法の魅力を感じられる経験となりました。
 3泊4日のキャンプで過ごせた時間が、本当に楽しかったです。また、食事の時間には、私の今後に役立つご指導をしていただき、ありがとうございました。とても楽しい時間でした。また来年も参加できたらいいなと思います。ありがとうございました。

トレーナー(保護者)  種生  千鶴

 彩とわたしにとっては、今回で3回目の参加となるブルースカイキャンプ。時期的にも夏休みの始まり頃ということで、気分的にもいい感じで参加する事ができます。彩もこのキャンプでいろいろな方とお会いするのを、実はとても楽しみにしているようです。
 訓練については、だんだん親から干渉されるのがいやな時期を迎えつつあり、またやる気にむらがある彩とどう進めていくかが大変でしたが、そういう部分もふまえて、SVの先生にご指導いただき、お互いの気持ちのつながりを間においた動作法というものを知ることができました。
 また、今回も生活のサブでしたが、生活チーフの蜷川さんが高熱でお休みとなり、同じサブの石橋さんとがんばることに・・・。何をしたらいいかわからないまま、周りの方々がてきぱきと動いてくださり、本当に助かりました。よく気がついてすっかり頼らせていただいた学生の皆様、ありがとうございました。これまでのんびりと参加させてもらって申し訳なかったと改めて感じました。ご指導していただいた先生方、やすらぎ荘の方々、学生の皆様、お世話になった方々、ありがとうございました。

サブトレーナー(保護者)  山下 幸江

 ブルースカイキャンプに2回目の参加でしたが、本当にありがとうございました。成瀬先生にどうしてもご指導していただきたいという思いで参加させていただきましたが、先生が参加されていなくて、本当に残念でした。
 親としてはトレーナーをしなければいけないのにサブトレーナーにしていただき、ずーっと申し訳ない思いでしたが、年が年だからと自分が自分を納得させていました。
 今回はサブトレーナーとしての心構えをいろいろとご指導していただけ、これからの色々な訓練場面で生かしていけると思います。訓練については変わっていくプロセスを目の前でみておれるので本当に勉強になりました。が、さあ家庭でというと不可能だと思いました。誠がこれから先、活き活きと生活をしていく上で心身の健康を考えると動作法を抜きには考えられないので、これからも機会を与えていただけるなら、参加させていただきたいと思っています。

トレーニー   石橋 康子

 私が動作法を再開してこのキャンプに参加させてもらうのも今年で3回目になります。毎回、学ぶことの多いキャンプですが、今回は自分より若い成人トレーニーの方々に学んだことがありました。私自身は高校入学後に動作法をやめ、今回負傷してどうしようもなくなって再開するということになってしまいました。でも、みんなは「動作法をやらないと体がきつい。」「このままではダメだ。仕事を休んででも体を立て直さなければ。」等々、しっかり自分の体を向き合っておられて、私は「偉いなぁ!」と感心させられることばかりでした。
 動作法をすることで体の動かし方、意識の持っていき方を学び、それを日常生活に活かしていけるよう頑張っていきたいと思っておりますので、これからもよろしくお願いします。本当にありがとうございました。

トレーニー  原田 彩夏

 6月の月例会の時に、キャンプの目標を考えていました。何かをいうと、立位です。月例会の時に立位をしていたら、SVである黒山先生の身長をもう少しで抜けられるということで、立位を頑張ろうと考えていました。最初の日は、あまり膝が伸びにくかったのですが、2日目・3日目になっていくうちに、どんどん膝が伸びてきてくれて、最後の日には、黒山先生の身長を抜くことが出来たので、非常に嬉しかったです。
 朝の会の司会を花奈子ちゃん、佑美ちゃん、彩ちゃん、私で声を揃えて頑張りました。私が間違えて言ってしまったところもありましたが、無事に朝の会の司会が終ったので良かったです。
 最後になりましたが、4日間ありがとうございました。


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