「ブルースカイキャンプの感想」
スーパーバイザー
黒山 竜太 (平成18年度参加)
今年は、ブルースカイキャンプでスーパーバイザーを担当させていただいて2年目になりました。去年よりは、心持ち(ほんとに心持ち、程度ですよ(汗)
)余裕を持ってキャンプインしたように思います。その余裕の分ではないですが、トレーニーやトレーナーの皆さんにエネルギーを注ぎ込むことが出来たかな?!と思っています。成瀬先生にもしっかりとご指導いただきました・・・し、自分自身についても改めて勉強になり、心に残るキャンプとなりました。
今年は、比較的成人トレーニーや学生の参加も多く、だんだんそういう流れも出来ているのかなぁと思いましたが、それはそれでとてもメリットがあるのではないでしょうか。
トレーニーも班別ミーティング・全体ミーティングに参加し、訓練についてみんなで率直な意見を述べ合うことができる。単純にトレーニーにとって自分の訓練のことを考えるいい機会になるとか、トレーナーにとってはうまく説明できなくてもトレーニーさんがいるから直接見ればわかる・・・とかいうことだけではないですよね。
動作法は突き詰めれば、関わっている一人ひとりがトレーナーとかトレーニーとかいう役割に関わらず、同じ目標に向かって努力するものだと思いますから、そのことがよりわかりやすく共有できる形が取れているんじゃないかな、ということです。
「課題」を、SV・トレーナー・トレーニー・保護者が共感することにより、トレーニーのやる気を育て、より一層訓練が充実し、収穫するものが多くなるのです。
もちろん、保護者の方にとっても同じだと思います。やはり訓練の成果はご自身で体験されるのが一番だと思いますし、姿勢や情緒面に現れる変化を子どもに一番近いところで感じられるのは、子どもや親子関係について新たな発見・気づきになるのではないかなぁと、そんなことをSVという客観的に見ることができる立場からは今回特に感じました。
私は自分が子どもの頃、母親に問答無用に一方的に叱られていた時期がありましたが、トレーナーをされるお母様方は本当に我慢強い?なぁ・・・と感じます。母親だけど無理に強いらない、そして一生懸命子どもと課題に向き合う。そこに僕は何だか温かさを感じるのですが、そんなあったか味のあるキャンプはそうそうないんじゃないでしょうか??
最後になりましたが、西九大をはじめ学生さん達の力は大きいと改めて感じています。
お世話になりました。これからもブルースカイキャンプを支えていって下さい。
そして、親の会代表の原田さん、マネージャーの西川さん、本当にお疲れ様でした。
今年も呼んで、ありがとうございました。
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